設計室便り

　　『田中一村展』を観に久々に佐川美樹幹へ。



　　独特の色彩で緻密に描かれた植物がほんとにきれいでした。
　　そして、会場が佐川美術館であったことも良かった点の一つ。





　　ゲートを越えた時から高まる期待感。
　　見終わった後も余韻に浸ったていられる清々しい空気感がいい。

　　  

１階は大きな窓で、とにかく広い湖と空をたくさん取り入れたくて
　高さも幅もある開口部にしていますが、
　２階は対照的に高さも抑え囲われた感のある空間に正方形の窓を入れ
　湖の景色を額縁に入れてみました。
　私のお気に入り・・・施主様もとっても気に入ってくれています。



  

　3月に完成したお住まいですが、天気の都合やなんやかんやで
　やっとご家族そろって記念の『手形』を押していただける日が来ました。



　水の引き具合等意外に難しいようで、左官屋さんもちょっと一工夫。
　小さな手形に足形まで入っています。



　何年たったらお父さんの手を超えられるかな・・・
　ゆっくり　ゆっくり　大きくなってね！
　
　
　  

　　毎年8月の第一日曜日は、安曇川流域・森と家づくりの会の『森のワークショップ』。
　　今年で14回目です。
　　今年は50名以上の方が、滋賀はもちろん京都・大阪・奈良からもご参加くださいました。
　　普段は、住んでいる家の柱と森の杉の木との関係を考えることなど
　　ないことと思いますが、木を育て、森を育てることの大切さや大変さ等
　　様々なことを感じ取って頂ければと思っています。
　　
　　午前中は、林業家：栗本さんの森と作業を見学し、森づくりについて学習します。　
　　その間にお昼ご飯担当のスタッフは、火をおこし、アユを串にさし、野菜の準備。
　　みんなが帰ってくる時間を逆算して、野菜・アユ・とうもろこし・高島名物トンチャン
　　を焼き始めます。人気の草もちも森の中でつきたてをいただきます。



　　食事を楽しんだ後は、そばにある川で水遊び！

　　午後は『木こりゲーム』
参加者が丸太を輪切りに伐って、サンプルの輪切りと重さが近い人が勝ち



　　大人はチェーンソー、子供は手ノコで挑戦です。
　　伐ったばかりの木は水分をいっぱい含んでいて重たいんですね。