『森からはじまる机作り』完成です!

2017年01月31日

  安曇川流域・森と家づくりの会主催の『森からはじまる机作り』
  4組の各参加者と設計者・大工がチームとなりデザイン・加工の
  お手伝いをしながらそれぞれオリジナルデザインの机を仕上げました。



  森で木の伐採をしてから製材所で板材を作ってもらいました。



  その後、参加者の方とチームの設計士がご希望のデザインを絵にしました。



  それを各チームが木樂蔵で形に仕上げました。






息子のために頑張るお母さん。



こんなに素敵な学習机が仕上がりました。






  


Posted by 色えんぴつ at 14:01Comments(0)暮らし住まい手仕事

棟木が納まりました!

2017年01月19日

  1月15日に予定していた棟上げが雪の影響で3日遅れとなりましたが
  比良山のふもとで無事、棟が上がりました。



  湖西の冬としては珍しく1日中青空の気持ちのいい日でした。



  材木が一本づつ納められていく様子を見ていると
  あっという間に時間が過ぎてしまいました。  


Posted by 色えんぴつ at 13:36Comments(0)家づくり住まい手仕事

2017年最初は完成写真から

2017年01月05日

  新年あけましておめでとうございます。
  本年もどうぞよろしくお願いいたします。

  今年最初の報告は、〝大津の町の家 完成”



  ご両親のお住まいにある大量の『物』の整理にご苦労され、
  ご自分たちは、物を持たずシンプルにすっきりと暮らすとおっしゃられたお施主様。
  住まいは小さくて良い、けれども、質の良いもので作ってくださいとのご要望。
  瓦屋根、タイル貼の外壁、格子戸、障子、等のキーワードをいただきながら設計
  させていただきました。

  いつも、リビングの大きさには悩まされます。
  家族の人数や、住まい方で天井高や部屋の広さを考えます。
  光の入り方や、風の流れ方なども間取りを考えるときの重要事項です。
  各窓に付けた障子が光を調節し、やわらかい雰囲気になります。
  リビング吹抜けと二階をつなぐ無双窓は、夏の通風に有効で、
  冬にはピタリとしまり暖かい空気を逃がしません。

  設計者はお施主様のご要望をさらに膨らませて、もっと良い答えはないかと
  様々検討し、図面を描くのですが、その図面を見て施工する職人さんたちは
  それをどうしたらきれいに納まるかあれこれ思案して、材料を段取りし、加工してくれます。

  写真の茶色い壁の上に通る鴨居は4.5mの美しい材料を早くから大工さんが
  注文してくれたもので、壁の後ろに引き込む建具のつり込み用に端がずれるように
  細工して仕上げてくれています。

  間仕切りや家具の引き戸に使った大小合わせて17枚ある格子戸は、建具屋さんと
  川井製材さんとのこだわりで1本の木からすべての材料を取ってくれたのだとか。
  教えてもらわないとわからないことですが、もし違う材料でできていたら、色目が
  バラバラで落ち着きをなくしていたかもしれないと思います。

  職人さん一人一人が想いを込めて作った住まいです。
  至らぬ点もあるかとは思いますが、末永く大切にしてもらえるといいな・・・


  
  
    


Posted by 色えんぴつ at 16:25Comments(0)家づくり住まい